浜田防衛相が玉城知事と初会談へ 28、29日に沖縄訪問で最終調整


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浜田靖一防衛相

 浜田靖一防衛相が28~29日に沖縄県を訪問し、玉城デニー知事と県庁で初会談する方向で最終調整していることが分かった。11日の同県知事選で玉城氏が再選したのを踏まえ、早期会談が必要と判断した。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非を巡り意見を交わす。複数の関係者が20日、明らかにした。

 政府は普天間飛行場の危険性除去を理由に、辺野古移設の早期実現を訴える立場で、県内移設に反対する県と対立している。玉城氏は会談で、移設先の埋め立て海域での土砂投入を即時停止するよう求める見通しだ。

 関係者によると、浜田氏は渡具知武豊名護市長や移設先周辺の同市辺野古、豊原、久志の「久辺3区」の区長3人とも協議する方向だ。
(共同通信)