パインの甘みを缶詰とジュースに 糖度13度以上の「夏実」を使用 名護パイナップルワイナリー


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名護パイナップルワイナリーが製造した砂糖の入っていないパイン缶詰とパインジュース=21日、名護市のナゴパイナップルパーク

 【名護】県産パイナップルでワインを製造する名護パイナップルワイナリー(安里清高社長、名護市)は21日、名護市のナゴパイナップルパークで、砂糖の入っていないパイン缶詰とパインジュースのオリジナルブランド「ロイヤルスウィート」の製造と販売を始めた。

 1年で最も糖度が高い8~9月に収穫されたパインのみを使用した商品。安里社長は「沖縄のパインの魅力、可能性の発信に取り組んでいく」と話した。

 パインは東村産の露地物「夏実パイン」を使用している。今年は長雨や酷暑などの影響で収穫がずれ込み、生産量も例年より少なめだというが、糖度が13度以上のパインを厳選し使用している。

 名護パイナップルワイナリーや今帰仁村古宇利島の古宇利オーシャンタワー、ホームページで販売している。

 価格はパイン缶詰が1080円(税込)、パインジュースが1404円(同)。
 (松堂秀樹)