大渡海岸で60センチサバヒー


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11日、大渡海岸で60.7センチ・1.66キロのサバヒーを釣った又吉謙心さん

 別名「ミルクフィッシュ」とも呼ばれ、台湾やフィリピン、インドネシアなどでは盛んに養殖され、世界一の養殖量とも言われているサバヒーだが、日本では市場にはほとんど出回らない。餌釣りやルアー釣りで時々ヒットすることがある程度で、狙って釣る人も多くはない。しかし、長い尾びれを持つこの魚は遊泳力が高く、ベテランの釣り人でも手を焼くことが多い。

 釣り好きな父親の又吉真也さんに連れられて、4歳の頃から釣りを始めた息子の謙心さん(7歳)。11日も、親子で大渡海岸に釣りに出かけた。

 リーフで釣りをしていると、4~5匹のサバヒーを発見した真也さん。オキアミを餌にウキ釣り仕掛けを投げ入れると、すぐにヒット。20メートルほどラインを出されたが、そんなに大物でもないと判断し、バラしても構わないので大物釣りの経験をさせようと、謙心さんに竿(さお)を渡した。

 7歳の子には竿を持つのもやっとの強い引きで、ラインを巻いては引き出されを繰り返し必死にやり取り。リールに巻いた糸が残り20メートルまで引き出されながらも、なるべく1人でファイトさせようと最低限の手助けだけで様子を見ていると、5分後に60.7センチ・1.66キロのサバヒーを釣り上げることができた。

(おきなわ釣王国社 仲栄真修)

 

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