とちぎ国体結団式 平良総監督に聞く「目標は30位台」


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「いちご一会とちぎ国体」への意気込みを語る平良朝治総監督=22日午後、那覇市の県体協スポーツ会館

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」に向け、平良朝治総監督(県スポーツ協会専務理事)に目標や意気込みを聞いた。

 県選手団は男女総合30位台に入ることを目標に掲げる。平良総監督は、会期前競技で弓道成年女子とビーチバレー少年男子が優勝を果たしたことに触れ「幸先はいい」と話す。その上で「30位台に入る時は、得点を700点台後半から800点台前半を取る必要がある」と気を引き締める。

 有望選手として、2021年の東京五輪に出場した重量挙げ成年男子の宮本昌典(東京国際大職)や、陸上成年男子の津波響樹(大塚製薬)の名を挙げた。少年部門では、少年B男子円盤投げの外間勝結(かつき、与勝高)や、アーチェリー少年女子の平田結(ゆいり、宜野湾高)などを挙げた。

 大会を直前に控え、平良総監督は「選手は本当に待ち望んでいた。開催されることがありがたい。3年ぶりということで、思いの丈をぶつけてほしい。一つでも順位を上げることで、県民や青少年に夢と希望を与えられる」とエールを送った。

(砂川博範)