那覇市長選、新人知念氏が事務所開き


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事務所開きで支援者らと気勢を上げる知念覚氏(右端)=23日、那覇市牧志(小川昌宏撮影)

 10月23日投開票の沖縄県那覇市長選に立候補を予定する無所属新人で前副市長の知念覚氏(59)=自民、公明推薦=の選挙母体「笑顔ひろがる豊かな那覇を創る市民の会」が23日、那覇市牧志のいとみね会館に事務所を開いた。知念氏は「市長は全ての問題に対して答えを持っていないといけない。私は答えを持っている。経験や残してきた結果を見て判断してほしい」と実績を強調した。

 同会会長に就任した久高友弘那覇市議会議長は「知念市長を誕生させ、政府の協力を得ながら那覇市が沖縄を引っ張っていく」と訴えた。久高氏は選対本部長も務める。

 国場幸之助、金城泰邦両衆院議員、松本哲治浦添市長らもあいさつした。同会は自民、公明両党や経済界を中心とする。知念氏は20日、後援会を中心とする「笑顔あふれる那覇を創る市民の会」の事務所も那覇市おもろまちに開いた。

(伊佐尚記)