那覇市長選、新人翁長氏が事務所開き


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
事務所開きでガンバロー三唱をする翁長雄治氏(中央)と支持者=26日、那覇市の教育福祉会館

 10月23日投開票の沖縄県那覇市長選挙に立候補を表明した、無所属新人で前県議の翁長雄治氏(35)の選挙母体「ひやみかち・うまんちゅ市民の会」が26日、那覇市古島の教育福祉会館で事務所開きをした。事務所は那覇市銘苅に開設した。

 翁長氏は「選挙に勝利し、政府と協調しなければ予算を減らされるという間違った政治の在り方を変えていく」と訴えた。市政の課題について「私なりの答えもたくさん持っている」としつつ「私と違う考えの方と話し合い、みんなが納得して一緒に歩める社会をつくっていく。自分の持っているものを披露しながら、相手を尊重することが那覇のリーダーとして必要だ」と主張した。

 選挙母体会長には、市長選候補選考委員会の委員長を務めた宮里千里氏が就任した。池田竹州副知事、赤嶺政賢衆院議員、比嘉京子県議、多和田栄子市議らがあいさつした。

(伊佐尚記)