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プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは26日、新加入選手の入団会見を開いた。10月1日の開幕に向け、松脇圭志、ジョシュ・ダンカン、ジェイ・ワシントンの3選手がそれぞれ意気込みを語った。桶谷大ヘッドコーチ(HC)は「シーズンを通してしっかり成長して最後に日本一になれるようなチームをつくっていきたい」と決意を表明した。
会見前にチームは約1時間半、練習を公開。今季は「ポジションレスで、みんながどのポジションに入ってもプレーできるバスケット」を掲げる桶谷HCの方針の下、それぞれがボール運びや連係プレーを確認しながらメニューをこなした。試合形式の練習も実施。22日に合流したワシントンの起用法も試すなど、開幕に向け準備を進めた。
練習後の会見でシューティングガードの松脇は「すごく盛り上がってくれる、このホームでプレーできることがうれしい。粘り強い守備などを見せたい。楽しんでもらえたらと思う」。パワーフォワードのダンカンは「アグレッシブな姿を見てほしい」。同じくパワーフォワードのワシントンは「闘争心、全力を尽くすハッスルプレーを見てもらいたい」と話した。
(謝花史哲)
「個よりチーム」桶谷HC一問一答
桶谷HCの一問一答は次の通り。
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―新加入選手について。
「松脇は体も強く、スリーポイントが武器。誰がどのポジションにも入れるというバスケを体現してくれると思う。ダンカンはインサイドの1対1でしっかり体が張れる。ユーティリティーな選手でアウトサイドシュートが武器だ。オフェンスでも起点になってもらいたい。2人に関しては昨季キングスがゾーン守備にやられた点で、今季プラスしたかった部分だ」
「ワシントン加入で3ビッグで守れる。一番はEASL(東アジアスーパーリーグ)。そこで彼の存在意義が発揮されると思う」
―オーナーが変わってのシーズンとなる。
「オーナーが変わったとしてもキングスが大切にしてきたものは変わらないと思う。個が上でなくチームが上にいく。沖縄にキングスがあるべき姿、というところを普遍的にやり続けないといけない」
―どのようなシーズンに。
「成長し続けられる環境をつくることが大切。負けてもしっかり成長して強くなっていくチームをつくりたい。けがしてプレーできなかった3人も帰ってくるので、その思いも一緒に乗せて成長し最後に日本一になれるチームをつくっていきたい」