現役東大生がオンライン学習塾 本部町内の小5、6年生対象に10月3日から


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
東大生によるオンライン学習塾実施に向けて、親子説明会であいさつする知念正昭教育長=21日、本部町のもとぶ文化交流センター

 【本部】本部町教育委員会(知念正昭教育長)は県・過疎地域づくりDX促進事業(オンライン学習塾支援事業)で、現役東大生による本部町オンライン学習塾を10月3日から本部町営ホールで、または自宅受講で実施する。21日には親子説明会がもとぶ文化交流センターであり、親子10組20人が参加した。

 現役の東京大学生が塾講師としてテレビ電話を使ってライブ授業を全国に届けるサービス。児童と講師がコミュニケーションを取りながら基礎を徹底し応用力を養う。児童の才能を全国レベルに引き上げるのが狙い。

 期間は10月3日から来年2月28日まで。対象は本部町内の小学校に通学している小学5、6年生。時間は午後5時30分~午後7時。受講料は無料。学習塾は浦添市の(株)フィオレ・コネクションが県から委託され運営を進める。

 知念教育長は「日本一難関と言われる東大と現役東大生を通してオンライン方式で勉強ができる。塾の学習でいろんなチャンスを広げてほしい」とあいさつした。

 問い合わせは、東大NETアカデミー(電話)098(943)5655。本部町教育委員会学校教育班(電話)0980(47)2206。
 (上間宏通信員)