「やんばる急行バス」がスマホ定期券を導入 県内初、紛失などを心配する乗客に対応 きょうから


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やんばる急行バスが導入する「スマホ定期券」の券面イメージ図(提供)

 やんばる急行バス(今帰仁村、宮城勇代表社員)は29日、スマートフォンを使った定期券サービス「スマホ定期券」の導入を発表した。同社によると県内初のサービス。30日午前10時から販売する。スマホのアプリで券面を表示して使用することから、スマホを紛失しても再発行が可能。

 やんばる急行バスが運行する高速バスは本島中南部と本部半島を結ぶ。長距離移動の定期券は高額になるため、紛失などの懸念が乗客から寄せられていた。

 新サービスではウェルネット(札幌市、宮澤一洋社長)が提供するバス乗車券アプリ「バスもり!」を使用する。アプリで定期券を購入すると券面を表示することができ、バス利用で運転手に券面を掲示する。

 スマホのアプリストアからダウンロードできる。問い合わせは0980(56)5760。
 (小波津智也)