「カラキケーキ」おいしいよ シナモンの仲間、大宜味村産を生かして商品開発 北農高生が農家らと活用推進プロジェクト


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商品開発した「カラキケーキ」を限定販売する北部農林高校生=9月24日、名護市の道の駅許田

 【名護】北部農林高校食品科学科の生徒らが9月24日、沖縄県大宜味村産カラキ(和名オキナワニッケイ)を使って商品開発した「カラキケーキ」を、名護市の道の駅許田で限定販売した。香りや葉の緑色を生かしたケーキを観光客らにPRした。

 カラキはシナモンの仲間。同校は大宜味村の「カラキ活用推進プロジェクト」に2020年から参加し、農家や沖縄ハム総合食品の協力を得て商品開発に取り組んだ。この日は50箱を1~3年のプロジェクトメンバー7人が販売した。リーダーで3年の具志堅永愛さんは「カラキにはたくさんの魅力があるが、知名度が低い。ケーキを通じ多くの人に魅力を伝えたい」と話した。

 今後、コンビニでの販売も目指している。

(岩切美穂)