【金武】全長800メートルのロングビーチ「KINサンライズビーチ海浜公園」が沖縄県金武町金武のギンバル地区にオープンした。9月23日に開園を記念する式典が開かれ、県関係者、北部自治体の首長、国会議員らがテープカットし、くす玉を割って祝った。
ギンバル地区にはかつて米軍の訓練場があり、海兵隊の野戦やヘリ離着陸の訓練に利用された。
2011年の返還後、医療施設やスポーツ施設が建設されるなど跡地の開発が進められてきた。サンライズビーチは、県が海岸を整備し、町が海浜公園として整備した。事業費は県が約25億円、町が約13億円をそれぞれ負担した。
ビーチには管理棟、トイレ・シャワー棟、ピロティ棟、あずまやなどが整備され、海水浴だけでなく、バーベキューやマリンレンジャーなどを楽しめる。
ビーチ名は町内の児童・生徒を対象に公募し、188件の中から町立嘉芸小6年(当時)の宮城珂彩さんの案が採用された。
仲間一町長は「北部東海岸の観光産業振興や活性化に大きく寄与すると期待している」とあいさつした。式典の後、ドクターヘリを投入した水難救助のデモンストレーションが開催された。
(長嶺晃太朗)
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