西武・プリンスホテルズワールドワイド(東京都)は6日、宜野湾市真志喜に12日に開業する「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」の開業記念式典を開いた。プリンスホテルブランドとして県内初の出店となる。有名ブランドホテルの進出により、沖縄観光のさらなる発展が期待される。
ホテルは地上14階建てで、客室は340室。全室がテラス付きのオーシャンビューとなっている。サウナ、岩盤浴、プール、スパ、スポーツジムなど女性に人気の高い設備も備えている。
同社は、那覇市や北谷町などからのアクセスも良く自然が豊かなことから、宜野湾市を選んだ。今後は近接する沖縄コンベンションセンターなどと連携し、官民一体となった観光振興を目指す。従業員80人のうち、約3割は県出身者を雇用する。
同ホテルを傘下に持つ西武ホールディングスの後藤高志社長は、新型コロナウイルス禍への懸念に関し「こういう時期だからこそ逆に元気を出してほしい」と語った。
(與那覇智早)
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