オスプレイ沖縄配備10年、米軍普天間飛行場の司令官「さまざまな任務に活用」 同飛行場を一般公開


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オスプレイの駐留意義などについて語る米軍普天間飛行場司令官のヘンリー・ドーベリー大佐=1日、宜野湾市の同飛行場

 在沖縄米海兵隊は1日、宜野湾市の普天間飛行場を一般公開する「フライトラインフェア」を開催した。2019年以来3年ぶりで、新型コロナの感染拡大後では初めて。垂直離着陸輸送機MV22オスプレイも展示し、機体内部も一部公開した。

 開催に併せ、同飛行場司令官のヘンリー・ドーベリー大佐が報道陣の取材に応じた。沖縄配備後の10年間のオスプレイの運用状況について問われ「隊員、物資を素早く運ぶことができる。さまざまな任務に活用することができる多目的な飛行機で、私たちにとって財産だ」と意義を語った。墜落事故などを含め、安全対策の質問に対して、海兵隊側は「安全対策に関する質問は在日米軍に尋ねてほしい」と明確な回答を避けた。

在沖米海兵隊が一般公開した垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ=1日、宜野湾市の米軍普天間飛行場

(塚崎昇平)