山川氏、徳元氏が第一声　事実上の一騎打ちへ　豊見城市長選が告示

　【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選が2日、告示された。投開票は9日。届け出順にNPO法人理事で無所属新人の辻内岳晴氏（42）、2期目を目指す無所属現職の山川仁氏（48）＝共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦＝、前市議で無所属新人の徳元次人氏（41）＝自民、公明推薦＝の3氏が立候補を届け出た。各政党や団体から支援を受ける山川氏と徳元氏の事実上の一騎打ちとなる見通し。両氏は市内で支持拡大に向け、第一声を上げた。

　山川氏は市宜保の上田交差点で出発式を開き「子どもたちや高齢者が笑顔になれるよう、市の未来をみなさんとともにつくっていきたい」と呼びかけた。

　徳元氏は市高安の選挙事務所前で開いた出陣式で「今の豊見城をもっともっと幸せにして、新たな富を生み出すまちをつくっていきたい」と市政奪還を訴えた。

　豊見城市の1日現在の選挙人名簿登録者数は5万630人（男性2万4520人、女性2万6110人）。