「教育環境の充実」力込め　徳元次人さん　豊見城市長選三日攻防

　【豊見城】9日の投開票に向け、三日攻防に入った豊見城市長選。事実上の一騎打ちを展開する、2期目を目指す現職の山川仁さん（48）と、前市議で新人の徳元次人さん（41）は6日、街頭演説などで市内を駆け回った。両候補は子育て政策や高齢者福祉、教育行政など政策を訴えた。勝敗の鍵となる浮動票獲得に向けて、最後の力を振り絞る。

　徳元さんは三日攻防初日、市名嘉地交差点で街頭演説をした。青のポロシャツ姿で道行く車に手を振り、マイクを握って自身の公約を訴えた。

　「豊見城をもっと幸せにする固い決意がある」と力説すると、市民が車内から手を振ったり、クラクションを鳴らしたりしてエールを送った。

　演説では政策に掲げた英語教育や、金融教育などについて挙げ「子どもたちが豊見城で学ぶことができて良かった、保護者が豊見城で育てて良かったと思う環境を作っていく」と力を込めた。