カーエー釣りをメインに釣り歴30年の照屋弘司さん。9月29日もカーエーを狙って北谷海岸のポイントに出かけた。オキアミを餌に午後7時ごろ開始。ここは満潮前後にアタリが多いのだが、この日は満潮時近くなっても餌取りらしきアタリのみだった。
午後9時にモゾモゾっとしたアタリがあり、アワせるとものすごい勢いで50メートルほど走り、水面を5回ジャンプ。魚影からカマスの大物だと確信したが、カーエー竿(ざお)の4号、ハリス8号のカーエータックルで相手をするには大物過ぎて、ラインを巻いては出しながら100メートル巻いた道糸も残り数メートル。ドラグをギリギリまで締めて、15分後に足元まで寄せることができたのは17.2キロの大物だった。
台風後、本部釣り筏が釣れているとのことで9月24日、本部釣り筏に渡った。簡易の水洗トイレや大型テント、椅子やテーブルも完備していてバーベキューも楽しめるので、観光客や地元の釣り人にも人気がある。この時期はジャンボグルクマーやアイゴ、タマンやガーラ、時にはシマアジまで釣れることがある。この日も観光客や常連客で賑わっていて、良型のマーエーや小型のタマン等が釣れて、秋にかけてさらに釣果が期待できる。本部釣り筏、電話0980(47)5349。
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)