徳元氏「新たな富を生み出す」最後の訴え 豊見城市長選


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 【豊見城】沖縄県豊見城市長選が9日、投開票される。事実上の一騎打ちを繰り広げる、無所属現職で2期目を目指す山川仁氏(48)=共産、立民、社民、社大、にぬふぁぶし、れいわ推薦=と、無所属新人で前市議の徳元次人氏(41)=自民、公明推薦=は選挙戦最終日の8日、政策の浸透に手応えを感じつつ、街頭演説や打ち上げ式で応援弁士らと最後まで有権者に支持拡大を図った。


 

ガンバロー三唱で気勢を上げる徳元次人氏(中央)ら=8日、豊見城市宜保(金城実倫撮影)

 市長選を覚悟してから今日まで、市議や県議、支持者らに支えられて、ここまで活動を続けることができた。この選挙に挑んで本当に良かったと感じている。

 豊見城は年少人口が日本で一番だ。この先の豊見城をつくるためには、現場で起きている課題を知らなければいけない。市民の皆さんが何に困っているのかが分からないと、改善点は生み出せない。自分勝手な政策ではなく、市民の皆さんの意見を聞き、反映させていくことが、豊見城の幸せにつながっていく。

 現場へ足を運ぶたびに、多くの方が「次人、頼むから変えてくれ」「もっと良くしてほしい」と熱いまなざしで語ってくれた。皆さんの声をしっかりと受け止め、必ず新たな富を生み出す豊見城にしていく。

 絶対に負けるわけにはいかない。豊見城を幸せにするため、投票箱が閉まるまで力を貸してほしい。

 徳元 次人氏(とくもと・つぐと) 1981年6月24日生まれ。豊見城市真玉橋出身。小禄高卒。バス会社勤務などを経て、2011年市議初当選。3期目途中の22年8月末に市長選出馬で辞職。20年から22年5月まで自民党県連青年部長。


行動力と広い視野

 西銘恒三郎衆院議員 皆さんのおかげで徳元次人、あと一歩まできた。現職に挑む選挙戦を見事の体制で戦っていただいたことに仲間の一人として感謝を申し上げる。この勢いを投票箱が閉まるまでに結実させよう。デジタル時代と言われる中、徳元次人は行動力があり、体力の塊みたいな青年政治家だ。全国の青年政治家と交流しながら幅広い視野を身に付け、この選挙戦を堂々と戦っている。最後まで自信を持ってこの選挙戦を勝ち抜いていこう。