【豊見城】9日投開票の沖縄県豊見城市長選は8日、2期目を目指す現職の山川仁さん(48)は街頭演説で、前市議で新人の徳元次人さん(41)は打ち上げ式で、それぞれ選挙戦を締めくくり、力強く最後の訴えを行った。集まった支持者は拍手や指笛でエールを送り、勝利を誓い合った。(照屋大哲、金城実倫)
徳元次人さんは午後5時ごろ、市役所前の交差点で打ち上げ式を開いた。「HAPPINESS」と書かれたTシャツを身に着けた支持者らがあふれた交差点で、妻・千鶴子さんと一緒に選挙カーの上に立った。
西銘恒三郎衆院議員が「豊見城市長に一番ふさわしいのは徳元次人だ」と呼び掛けると、支持者から「そうだ」の声が響き渡った。
最後にマイクを握った徳元さんは声をからし「豊見城を幸せな街にする。絶対に勝ち抜かなければいけない」と訴えると、聴衆から熱い拍手が湧いた。ガンバロー三唱の後、支持者らに笑顔でグータッチを交わし、最後の遊説へ向かった。