山城 祐樹 
【沖縄】沖縄全島エイサーまつりの代替イベント「エイサーｉｎ沖縄アリーナ」（主催・沖縄全島エイサーまつり実行委員会）が９日、最終日を迎え、沖縄市内外から出演した８団体が勇壮な演舞を披露した。会場に集まったエイサーファンが勇壮な演舞に大きな拍手と指笛を送った。
この日のトップを務めた知花青年会は、20人弱という少ない人数を感じさせない大きな動きと勇ましい掛け声で、会場の熱気を高めた。同青年会の伊波敬太青年会長（18）は「旧盆では他の青年会と交流できて楽しかった。今日やっと夏が終わった気分だ」と達成感をにじませた。
沖縄市から家族やいとこと訪れた児童（９）は「みんなで同じリズムで太鼓をたたいてすごい。太鼓の音を聞くとドキドキする」とエイサーを楽しんだ。
大トリは胡屋青年会が務めた。スピード感ある太鼓と、華やかな女手踊りを展開し会場は最高潮に。迫力ある演舞でイベントを締めくくった。
（石井恵理菜）
