入植68年、先人しのび慰霊祭 2世、3世の活躍「大きな財産」 ボリビア・オキナワ移住地


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追悼の辞を読むオキナワ日本ボリビア協会の中村侑史会長=ボリビア

 オキナワ移住地の入植68周年を記念した慰霊祭がこのほど、オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史会長)主催で、同協会敷地内にある慰霊碑の前で開かれた。

 参加者全員が1分間の黙とうをささげた後、追悼の辞が読み上げられ、焼香が行われた。追悼の辞で中村会長は、うるま移住地で亡くなった15人や、開拓半ばで亡くなった先人の面影をしのび、先人たちの苦労と偉業をたたえて感謝の言葉を述べた。

 2世や3世がボリビアで優秀な人材として活躍していることに触れ「オキナワ移住地の大きな財産となっている」と伝えた。
 (安里三奈美通信員)