【東京】自民党は11日、党本部で新体制となった沖縄振興調査会(小渕優子会長)の初会合を開いた。会長に留任した小渕氏は9日投開票の豊見城市長選で自民、公明が推薦した新人の徳元次人氏が当選したことに「各選挙を一つ一つ勝利することが本当に大事だ。次の山である那覇市長選が目の前だ。しっかり勝利を収めていきたい」と語った。
小渕氏は報道陣に公開した冒頭あいさつで、選挙について触れた。
会合では、岸田文雄首相が掲げる「強い沖縄経済の実現」の方針を受けた経済対策について出席議員らと協議した。
年末の予算編成に向け、物価高騰・賃上げへの取り組みなどを重点事項にするとした。 (安里洋輔)