首里城正殿の木材搬入 ヒノキ107本 受け入れ検査を公開


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材質チェックを受ける首里城正殿の復元に使われる大径材=12日、那覇市の首里城公園内木材倉庫(ジャン松元撮影)

 沖縄県の首里城正殿の復元で使用される大径材(最小径が30センチ以上の丸太)の首里城公園内木材倉庫への搬入が11日に始まり、受け入れ検査の様子が12日、報道陣に公開された。
 
 今回搬入されたのはヒノキの木材107本。産地は近畿、中国、四国などにまたがっている。

 木材は11月3日の起工式後に、宮大工が性質や特徴、使用する場所に合わせて加工する。

 首里城正殿の梁(はり)など骨組みに使われる大径材は国と県が調達する。23年3月末まで合計535本が複数回に分けて搬入される。
(玉城江梨子)