第一総業が男性職員の「産後パパ育休」義務化 取得中の基本給100%支給 那覇市


社会
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 妻の産休期間中に夫が取得できる「産後パパ育休」(男性版産休)の制度開始に伴い、保険やリースなどを手掛ける第一総業(那覇市、松本清貞社長)は1日から、男性職員の育休を義務化した。子の出生から8週間以内に合計4週間(28日間)の育児休業を取得するようにし、その間の基本給は100%支給する。

 7月13日に創業50周年を迎えた同社は、導入の狙いについて「家事や育児の負担を分散することで、男女とも仕事と育児を両立できる働きやすい職場づくりの実現を目指す」としている。(當山幸都)