沖縄コロナ412人感染 前週比増(10月14日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は13日、県内で新たに10歳未満から90代までの412人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が前週の同じ曜日を上回るのは2日連続。県は3連休での人流増加の影響も考えられるとした上で、「ただちに感染拡大ではない」として、注視する考えを示した。

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 年代別では、10代が最多の71人、30代が70人、40代が58人、10歳未満が56人、50代が49人、20代が38人、60代が30人、70代が21人、80代が16人、90代が3人。

 入院中は81人で、重症が4人、中等症37人。圏域別の病床使用率は、本島で13・1%、宮古で9・1%、八重山で6・7%、県全体で12・2%。宿泊療養施設療養中は78人。県が支援している福祉施設は10カ所で、施設内療養者は40人。高齢者が38人、障がい者が2人。

 県は、厚生労働省の通知に基づき、17日から自宅療養者を推計値で公表するという。新規感染者の全数把握見直しに伴い、9月27日発表分から自宅療養者数の発表を取りやめていた。

 在沖米軍の13日の新規陽性者は7人。6日と7日、8日、9日、10日、12日分で施設別の訂正があった。(中村万里子)


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