琉球新報社 沖縄県商工会連合会（米須義明会長）は13日、第25回商工会特産品コンテストの最優秀賞に当たる県知事賞に、食品部門でアーサの安里（北中城村）の「もずくとアーサぞうすい」、非食品部門で琉球ガラス匠工房（恩納村）の「おんなブルー」がそれぞれ選ばれたと発表した。入賞商品は21日に那覇市の奥武山公園で開幕する第25回商工会特産フェア「ありんくりん市」で表彰、展示販売される。
コンテストには食品部門35点、非食品部門17点の計52点が出品。地域資源を活用するだけでなく、廃材や規格外農作物を取り入れるなど、昨年に続きSDGs（持続可能な開発目標）を意識した内容が多かった。
優秀賞に相当する県連会長賞には、食品部門で浜口水産（宮古島市）の「鰹ちゅう汁」、非食品部門でいとうざいく（渡嘉敷村）の「潤（ウルイ）」がそれぞれ選出された。
その他の受賞商品は次の通り。
【奨励賞】
▽「cittaしまのおやつ こだわりの素材を使った4種のクッキーセット」（cittaしまのおやつ、中城村）
▽「仙琉院のいか味噌（旨辛にんにく）」（仙琉院本舗、糸満市）
▽「トマトケチャップ パッションフルーツ入り」（きたなか荘弁当、北中城村）
▽「madoロックグラス（アイスグリーンダイヤ、スモーキーブラックダイヤ）」（RGC、糸満市）
【審査員特別賞】
▽紙と絣のブックカバー（中村印刷、南風原町）
（小波津智也）
