那覇市長選 新人の知念氏が総決起大会 「行政38年実績」強調


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
支持者と共にガンバロー三唱で気勢を上げる知念覚氏(右から3人目)=14日、那覇市の県立武道館(大城直也撮影)

 23日投開票の沖縄県那覇市長選に向け、無所属新人で前副市長の知念覚氏(59)=自民、公明推薦=の総決起大会が14日、那覇市の県立武道館で開催された。知念氏は「私の財産は那覇市の行政に関わった38年の実績だ。那覇市に身を投じ、那覇市を愛している。この那覇市を良くしていく」と支持を訴えた。

 知念氏は「那覇空港第2滑走路建設の漁業補償問題を那覇市が主導して解決した。第一牧志公設市場の予算が足りない中、政府と信頼関係を築いて特定事業推進費を得た」と実績を強調した。

 応援に駆け付けた自民党組織運動本部長の小渕優子衆院議員は「経済をV字回復させ、市民の暮らしを守れる即戦力の候補者だ」と述べた。

 稲嶺恵一元知事、日本商工連盟那覇地区の石嶺伝一郎代表世話人、松本哲治浦添市長、国場幸之助衆院議員、金城泰邦衆院議員らも登壇した。

(’22那覇市長選取材班)