シーサー展、来て見て「楽しーさー」 擬人化シリーズの作品展 来月1日まで 沖縄市・工芸館ふんどぅ


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壁掛けやエイサー隊シリーズの新作展をアピールする田中順子さん=6日、沖縄市のコザ工芸館ふんどぅ

 【沖縄】沖縄市工芸産業振興会が運営するコザ工芸館ふんどぅ(ゲート通り)で6日から、田中順子さん(63)の擬人化シリーズのシーサー作品展が開かれている。来月1日まで。

 市内に工房嬉楽(きらく)を構える田中さん。見て「楽シーサー」、贈ってもらって「嬉(うれ)シーサー」など、ユーモラスな擬人化をモチーフにした作品を先駆的に手掛ける。

 作品展には壁掛けシーサーやエイサーの盛り上げ役のチョンダラーや太鼓や三線、女性の手踊りなど、田中さんが“ふんどぅエイサー青年会”と名付けた新作を中心に50点余と、10種類のシーサーのポストカードも展示している。

 田中さんは「屋根から下りたシーサーを家族の仲間として楽しんでほしい」と来場を呼び掛けた。開館時間は午前11時~午後7時。月曜定休。

 問い合わせは同工芸館、電話098(934)2213。
 (岸本健通信員)