「力合わせて」はつらつ島っ子 南大東幼小中が合同運動会


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 【南大東】「激しく燃える 紅白の心 強い絆で 勝利のゴールへ」のテーマの下、南大東幼稚園・小・中学校(156人=砂川恵長校長)の合同運動会が18日、同校グラウンドで行われた。

 21種目あり、幼稚園児の駆けっこから始まった。幼稚園さくら組は初めての運動会で、一生懸命走る子やにこにこ顔で走る子それぞれ。小学3、4年は空手の組み手を取り入れた力強い演武を披露した。
 小学1年から6年までの85人で力を合わせた「組み体操~輝け島っ子魂」は迫力ある技を見せていた。
 親子3代リレーや地域職場対抗リレー、親子二人三脚リレーもあり、地域参加の種目も多く、やがて島を離れていく中学3年生にとっては思い出深いものになった。
 生徒代表あいさつで吉里翔君(中3)は「きつい練習を乗り越え最高の運動会ができた。頑張ることを日ごろの学習にもつなげたい」と話した。
(池田羊子通信員)

力を合わせ組み体操を成功させる子どもたち=18日、南大東小中学校