きょうドラフト 沖縄大の仲地、中日が指名1位に 県内大学から初指名へ プロ野球


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
九州地区選手権南部九州ブロック大会・沖縄地区予選で、力投する沖縄大の仲地礼亜=9月12日、読谷村のオキハム読谷平和の森球場(金良孝矢撮影)

 県関係は8人が志望届を提出している。中日の立浪和義監督は19日、オンラインで取材に応じ、20日のドラフト会議で仲地礼亜投手(沖縄大)を1位指名することを公表した。ドラフト指名されれば県内大学からは初となる。立浪監督は、長く活躍できると判断したことが決め手と説明し「真っすぐが速く、スライダーも良く、制球もいい」と高く評価した。

 右投手の仲地は癖のない投球フォームから縦に落ちるスライダーが持ち味。先発投手陣のさらなる強化を図る同監督は「1年目から期待している」と話した。

 嘉手納高時代は1年のころから試合に出場。沖縄大3年時に、同大初となる全日本大学選手権出場への立役者となった。

 富士大の金村尚真投手(豊見城中―岡山学芸館高出)も上位指名候補の1人として名前を連ねる。制球が良く、投球の幅も広い右投げで先発向きだ。大学3年の春には北東北大1部リーグで史上2人目の完全試合を果たした。

 県勢ではこのほか、大城元(KBC未来高)、盛島稜大(興南高)、佐和田翔弥(宮古高―大阪観光大)、沖勇作(宮古高)、知念夢翔(ゆめと、北山高)、前田純(中部商高―日本文理大)が志望届を提出している。

 また、社会人野球からNTT西日本の平良竜哉(前原高―九州共立大出)や、独立リーグ徳島インディゴソックスの日隈モンテル(桑江中―金光大阪高出)も名前も挙がっている。