琉球新報社 
【本部】本部警察署（仲間信人署長）と本部地区防犯協会（嘉陽宗敬会長）は11日、同署駐車場で本部地区全国地域安全運動出発式を開催した。地域住民の防犯意識の高揚を図り、地域社会が一体となった犯罪の起きにくい社会づくりの実現に向けて開かれ、関係者ら約30人が参加した。
式では特殊詐欺未然防止感謝状贈呈式も行われ、ローソン本部八重岳入り口店（浦崎利菜店長）に贈呈された。9月12日、同店を訪れた来客者に適切な声かけを実施して架空料金請求詐欺の被害を未然に防止した。その功労をたたえて感謝状が贈呈された。
浦崎店長は「本部署の対応にお客さんが助けられたと思います。問題を解決してほっとした。感謝状をいただいてうれしい」と話した。
仲井間憲彦同町大東山区長による本部地区自主防犯ボランティア団体連絡協議会の決意表明もあった。
仲間署長は「あらゆる防犯活動をして明るい地域になるように頑張りましょう」とあいさつした。嘉陽会長は「地域の防犯活動にさらなる協力をお願いします」と呼びかけた。
（上間宏通信員）
