PFAS規制、立民幹事長に市民が要望書 


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「有機フッ素化合物(PFAS)から市民の生命を守る連絡会」の伊波義安共同代表らから説明を受ける立憲民主党の岡田克也幹事長(左)=20日、嘉手納町の字屋良のウブガー

 「有機フッ素化合物(PFAS)から市民の生命を守る連絡会」は20日、立憲民主党の岡田克也幹事長に対し、PFAS規制などに関する要望書を手渡した。岡田氏は「党としていろいろな場で取り上げ、政府が動かざるを得ない状態を作りたい」と述べた。

 高濃度のPFASが検出された嘉手納町の比謝川水域を訪ねた岡田氏は「日本全体の大きな問題だ」と指摘した。今後、国による規制整備などを進めるべきだとし、党として問題を議論する場を設ける考えも示した。

 要望書には、PFAS規制の立法化のほか、基地内の汚染水源の規制、国による疫学調査や環境調査、基地への立ち入り調査、米軍の情報公開などの要望が記された。 (古川峻)