琉球新報社 
イベント会場に、３年ぶりにオリオンビールののぼりと「カリー」の声が帰ってきた。
沖縄の産業まつり会場内で、オリオンビール（豊見城市）が「オリオンビアガーデン」を開催している。新型コロナの感染拡大以降、アルコールを提供するイベントの開催が難しくなり、同社は主催イベントのオリオンビアフェスタをはじめ、各種イベントでビールの出店を見送ってきた。
会場では友人同士、会社の同僚などとテーブルを囲み、ビールを飲む姿が見られた。
那覇市の３０代の男性は「外で飲む生ビールは最高。この２年以上、お酒が悪者になってきた。ルールを守れば、お酒を楽しむことができる」と笑顔を見せた。
オリオンビールの担当者は「県産品の食と一緒にオリオンビールを飲んでいただき、大変喜んでいる。制限はあるが、顔を合わせて楽しく飲んでいるのを見るのはうれしい」と話した。
（玉城江梨子）
