ハーレー、ホンダ、スズキ…大型バイク集結!「おやじライダー」が安全宣言 道の駅でマナーアップ作戦 沖縄・恩納


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交通安全啓発へ出発するおやじライダーたち=9日、恩納村仲泊のおんなの駅

 【恩納】恩納村仲泊のおんなの駅なかゆくい市場の駐車場で10月9日、「二輪車マナーアップ作戦」が行われた。石川署(大城靖署長)、石川地区交通安全協会(仲村弘喜会長)が主催で、おやじライダー会から14人が大型バイクで参集し、恩納村の長浜善巳村長はじめ多くのボランティアも参加した。

 開催されたのは日曜日。買い物客でにぎわう中、ハーレーダビットソンをはじめホンダ、スズキなど人気のある大型二輪車が集結し周囲の目を引いた。石川署の砂辺信吾副署長が代読で恩納村での最近の交通事故件数などを紹介、二輪車のマナーと安全運転の啓発を促した。

 長浜村長は、急な進路変更や割り込みなどによる二輪車の悲惨な交通死亡事故に触れ「尊い命を守るため村民の交通安全意識の啓発に努める」とあいさつし、「爆音を伴う深夜の暴走行為の根絶」に向けた協力を警察署に依頼した。

 最後におやじライダー会の山城和正代表が「大切な人命を守るため、思いやりの心で交通ルールを守り、マナーを実践するのが大切。私たち、おやじライダーは、交通事故のない安全で快適な地域を目指すことを誓う」と元気に宣言した。

 記念撮影後、パトカーに先導され出発したライダーたちを見送り、ボランティアたちがパンフレットで買い物客やドライバーに交通安全を訴えた。
 (小山猛三郎通信員)

二輪車マナーアップ作戦に参加した関係者ら