大山市議が会派「自民党」を離脱 那覇市議会、知念新市長には与党的立場


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那覇市役所

 那覇市議会(定数40)の会派「自民党」の大山孝夫氏が27日、同会派を離脱した。政党の自民党には所属するが、市議会の会派は無所属で活動する。

 11月16日、市長に就任する知念覚氏に対しては与党の立場を取り、与野党の構成に大きな変化はないとみられる。

 会派自民党からは26日、奥間亮幹事長への不満などを理由に5人が離脱し、新会派「自由民主」を結成した。大山氏が抜けたことで会派自民党は4人となり、所属議員人数で第5会派となる。大山氏は会派自民党にも自由民主にも所属しないことで中立の立場を取ったとみられる。

 大山氏は「会派が分かれたのは良くないが、互いの主義主張があるので仕方がない」と述べた。
 (伊佐尚記)