沖縄のコロナ感染、28日は265人 30代で最多(10月29日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は28日、新たに265人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、沖縄市と南城市に設置していた接触者PCR検査センターの利用者が減少しているとして、2カ所を閉鎖して新たに浦添市の浦添カルチャーパーク西口駐車場内に移転すると発表した。

 新規感染者の年代別では30代が59人と最多で、10代と50代が42人、20代が38人、40代が36人などとなっている。病床使用率は14・4%で、圏域別では本島14・8%、宮古29・7%、八重山1・7%だった。

 浦添市の接触者PCR検査センターは11月7日から稼働し、月~金曜日の午前9時から午後6時まで対応する。土・日は定休日。現在の南部(南城市公共駐車場内)は10月31日まで、中部(県総合運動公園駐車場内)は11月4日までの対応となる。

 県によると、7月の感染拡大期には検査センター2カ所で1日約1200件の検査に対応していたが、感染が一定程度収束した現在は約百件程度にとどまるため、1カ所に集約するという。浦添の検査センターでは1日250件程度を想定している。今後、予約を受け付ける県のホームページも更新するという。
 (嘉陽拓也)