【増収率ベスト10】沖縄県内建設業で1位は「富建」5.1倍 沖縄アリーナ工事が寄与 2021年度完工高


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 前年度と比較して増収率が最も高かったのは富建(沖縄市)で、5・1倍の20億3600万円だった。沖縄アリーナの大型工事が寄与し、完工高が10億円を超えて初のランク入りとなった。

 2位は奥原建設(那覇市)で、沖縄防衛局関連の工事が相次ぎ前年度比3倍の36億2800万円だった。3位の平良設備工業(名護市)は北部地区で電気、土木、管ともに大型工事があり、同2・9倍の20億円で初のランクインだった。

 4位は与儀組(那覇市)。北大東村関連の工事が多く同2・6倍の30億6900万円だった。5位は尚平工業(那覇市)で、米軍関連や県立芸術大設備改修が業績を押し上げ同2・4倍の25億4200万円だった。

(小波津智也)