「特別な思い出ができた」大宮小学校の児童、ボリビアの一団とパレードに参加 世界のウチナーンチュ大会前夜祭


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ボリビア県系人とパレードで交流する大宮小の児童

 名護市立大宮小学校の6年生5人は、ボリビアの一団と共にパレードに参加した。

 大宮小では、ブラジルやアルゼンチン、ボリビアなど中南米の国々に沖縄から多くの移民が渡った歴史を特別授業で取り入れている。5人は授業の一環で学校の遊具を各国の国旗をイメージした色に塗り替えた。

 ボリビアに縁があるという比嘉悟校長(54)は、児童と共に参加。「普段使う遊具を各国の色に染めることで、世界各地のウチナーンチュの存在を意識してくれたと思う」と話した。学校を代表しパレードした島袋愛結那さん(12)は「自分たちとは違う文化を持つ人たちとたくさん話をして、特別な思い出ができた」と笑顔を見せた。
 (普天間伊織)