【東京】政府は4日までに、2022年度補正予算で沖縄関係予算を約244億円とする方針を固めた。関係者への取材で分かった。
同日の自民党内閣第一部会・第二部会合同会議で予算案が示され、了承された。8日にも閣議決定する。
沖縄関係予算案は、物価高騰・賃上げへの対応で沖縄振興開発金融公庫に対する補給金として約50億円、公共事業関係費に約121億円、一括交付金のうち沖縄振興公共投資交付金(ハード交付金)に約29億円をそれぞれ計上する。
宜野湾市の西普天間住宅地区跡地への琉球大医学部と同付属病院の移転などの必要経費に約20億円、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の新興企業の取り組み支援に約23億円を計上。「IT即戦力人材育成事業」には約1億円を盛り込んだ。
(安里洋輔)