名護高校、2年ぶり20度目の花園へ コザに20―5 高校ラグビー


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2年ぶり20度目の優勝をつかみ歓喜の声を上げる名護の選手ら =4日、名護市の21世紀の森サッカー・ラグビー場

 ラグビーの第102回全国高校大会県予選は4日、名護市の21世紀の森サッカー・ラグビー場で決勝を行い、名護が20―5でコザを退け、2年ぶり20度目の優勝をつかんで花園出場を決めた。

 名護は前半7分にラインアウトから押し込んで金城柊馬がトライ。その後、ペナルティーゴールもあり8―0で折り返した。後半8分、敵陣ゴール前の密集からコザの喜久本志がトライに成功し8―5と迫る。その後は名護が2つのトライを奪うなど、流れをつかんで点差を広げた。

 名護の比嘉礼主将は「去年は花園に出場できず、悔しい思いをした。その思いを力に変えて借りを返すことができた」と喜んだ。大阪府の花園ラグビー場で行われる全国大会は12月27日に開幕する。 (大城三太)