高校生の「スーパーかぎやで風」で幕開け 沖縄県高文祭が開幕 9日まで コロナ禍超え、成果を披露 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
総合開会式で「スーパーかぎやで風」を披露する南風原高校郷土芸能部と西原高校マーチングバンド=4日、沖縄市の沖縄市民会館大ホール

 高校生が日頃の芸能、文化活動の成果を発表する第46回沖縄県高校総合文化祭の総合開会式が4日、沖縄市民会館で開かれた。会場には部活動の顧問や教職員、保護者ら約230人が集まり、舞台で生き生きとパフォーマンスする子どもたちに大きな拍手を送った。

 合唱部に所属する那覇高2年の長谷川真紀さんは開会宣言で「コロナ禍での練習は過酷でつらいものだった。数々の不安や悩みを乗り越えた私たちは強い」と、部活動を通して成長できたことを語った。幕開けは、南風原高校郷土芸能部と西原高校マーチングバンドが合同で「スーパーかぎやで風」を披露した。

 県高文祭は9月の弁論部門を皮切りに、11月9日まで開催している。13日に国際通りで予定されていたパレード部門は、新型コロナウイルス感染防止のため中止となった。

(嘉数陽)