国際通りでバイクが観光客ひき逃げ、本部の県道ではバイクに接触した車が走り去る 沖縄県内で相次ぐひき逃げ


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 6日未明、ひき逃げ事案が相次いで発生した。同日午前0時40分ごろ、那覇市松尾の県道39号(国際通り)を安里向けに走行していたバイクが道路を横断していた観光客の男性(28)=奈良県桜井市=に接触した。観光客の男性は転倒し、右膝と顎(あご)に傷を負った。バイクは救護措置や110番通報することなく、安里方面に走り去った。

 同日午前0時50分ごろには、本部町伊野波の県道84号で、伊豆味方面に走行していた乗用車が、前方を走っていたバイクを追い抜く際に接触し、バイクが転倒した。バイクを運転していた本部町の男性(35)は左手の手のひらに擦り傷と頸椎(けいつい)捻挫を負ったが、車は通報や救護措置を講じずに、伊豆味方面に走り去った。本部署によると、現場には車の左前バンパーや左方向指示器の一部が落ちていたという。

 那覇署と本部署はいずれもひき逃げとみて、現場から逃走した運転手の行方を追っている。


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