琉球新報社 
バスケットボールの県社会人選手権大会兼全九州社会人選手権大会代表決定戦最終日は6日、宜野座村総合体育館で行われ、男子は沖縄ゼネラルグループが120―60でBulletsに快勝し、初優勝を果たした。女子はすこやか薬局が78―65でOMガス石油SSを下し、4連覇を成し遂げた。男女上位2チームは来年1月7、8の両日に鹿児島県で行われる第5回全日本社会人選手権大会九州ブロック予選に出場する。
終始すこやか薬局がリードする展開だった。第3クオーター（Q）には、OMガスに3点シュートを4本決められ、苦しい時間帯もあったが、最終4Qで動きが鈍った相手を振り切り、そのまま逃げ切った。
攻撃の起点となったのはガードやフォワードに入った主将の仲村杏菜。声を出し続け、試合を組み立てた。自らもチャンスを見いだし、積極的にジャンプシュートを狙った。高い成功率でチーム最多の21得点を挙げた。
チームはディフェンスでも下がらず、前に出て圧をかけた。これが相手の体力を徐々に奪い、攻撃の手を緩ませた。
「最後は走り勝った」と仲村。九州選手権では「一戦一戦勝ちにいく」と意気込んだ。
（砂川博範）
