卓球女子シングルス、熊田(琉球レオフォルテJr)が圧倒の2連覇 中学九州選手権県予選


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女子シングルス決勝 力強いスマッシュを放つ琉球レオフォルテJrの熊田陽花(喜瀬守昭撮影)

 卓球の第23回全九州選手権大会(中学生の部)県予選が5、6の両日、うるま市石川体育館で開催された。男子団体は真志喜中が3―2でエナジック卓球アカデミーに競り勝ち、女子団体はコザ卓球クラブが3―1で琉球レオフォルテJrを下して、優勝した。男子シングルスは仲村清矢(中城中)が3―2で山城陽(琉球レオフォルテJr)を破った。女子は熊田陽花(琉球レオフォルテJr)が3―0で、吉里琉花(桑江中)を圧倒し、2連覇を果たした。

 女子シングルスは2年の熊田陽花(琉球レオフォルテJr)が圧倒して2連覇をつかんだ。相手にほとんど点を与えずにストレート勝ち。隙を見せなかった。「下回転サーブで相手のレシーブが甘くなったのを強打した。ラリーになった時もコース取りがうまくいった」とうなずいた。

 10月下旬にあったジュニアオリンピックカップ(カデットの部)では岡山の選手に3回戦負け。「簡単なミスも出て納得いくプレーができなかった」と不完全燃焼に終わった。

 「全国の選手はラリーになると2、3本多く返してきて対応できなかった。球にスピードもあるので、打った後にすぐ次の動きに備える機敏さも求められる」とし、1月の全日本選手権(ジュニアの部)に向け成長を誓う。
 (大城三太)