買い物の不便を解消へ 郵便局にコンビニ商品100品目 南城市と日本郵便沖縄支社の連携協定で実証実験、ローソンが参画


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
実証実験について紹介する知念郵便局の嶺井進局長(左)ら=10月3日、南城市知念久手堅

 【南城】南城市知念久手堅にある知念郵便局(嶺井進局長)は、10月3日から郵便局の空きスペースを活用してローソンの商品を販売する、買い物困難地域でのサポート実証実験を実施している。11月30日まで。

 局内に販売コーナーを設け、ローソンのお菓子や日用品など約100品目が並ぶ。日本郵便沖縄支社と南城市が締結した、地域住民の利便性向上などを目的とした包括連携協定の取り組みの一環で、今回、ローソンが参画して、実証実験を行った。無人販売となっており、商品横に入金箱を設置している。
 嶺井局長は「地元客のニーズに合った商品を設置している。初の試みなので、実験後、久高島など他の買い物困難地域にも広げていけたら」と期待した。
 (金城実倫)