フカセで600グラム超カツオ


社会
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 25日に那覇一文字でSWFC(シマノ・ワンダフル・フィッシング・クラブ)のフカセ釣り大会が開催された。午前7時に参加者11人とスタッフ2人で那覇一文字の通称「真ん中」に渡った。参加者は全員、同社の秋の新製品を借りてフカセ釣りに挑戦した。

 ルールはフカセ釣りタックルで釣れた魚の重量を競うもので、参加者11人のほとんどが釣り大会で上位入賞の常連。しかし、この日は魚の活性が低く、なかなかヒットしなかった。最初に魚を釣ったのは比嘉将和さんで500グラム前後のタマンを釣り上げ、午前10時に前半戦が終了した。
 後半戦はポイントを入れ替えて、すぐに競技開始。早朝に比べ魚の活性が上がってきたが、ポツポツとヒットはあるがなかなか釣り上げることができない。正午になって外海側で竿を出していた西銘光尋さんの仕掛けにアタリがあり、竿がきれいな弧を描いた。しばらく引きを楽しんで釣れたのは600グラム超のカツオ。大きくはないが、貴重な1匹を釣り上げ見事優勝となった。18日、全国水辺感謝の日にGFG沖縄のメンバーを中心に日釣振や釣りクラブのボランティア100人が石川漁港を清掃し、軽トラック数台分のごみが回収された。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

25日、SWFCフカセ釣り大会でカツオを釣って優勝した西銘光尋さん(左)とタマンを釣って準優勝した比嘉将和さん
17日、石川海岸で56.3センチと50センチのマクブを釣った石川泰樹君
18日、海中道路で118センチ・24.5キロのロウニンアジを釣った田中翼さん
12日、宮城島で68.5センチ・4.1キロを筆頭に3匹のタマンを釣った喜屋武満さん
15日、慶良間沖で116センチ・10.9キロのサワラを釣った上地克季さん
25日、金武海岸で66センチ・4.12キロのタマンを釣った熱田貴也さん
11日、石垣島崎枝海岸で81センチ・6.3キロのウムナガーを釣った西里正樹さん
25日、安謝海岸で65.3センチ・6キロのマクブを釣った具志堅翔さん
18日、水辺感謝の日にボランティアで石川漁港を清掃した皆さん