沖縄県内プロ野球「ブルーオーシャンズ」が活動を一時休止 コロナで経営厳しく…「新スポンサー協議中」


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 琉球ブルーオーシャンズを運営するBASE沖縄野球球団(北川智哉代表)は11日、琉球ブルーオーシャンズの活動を一時休止することをホームページ(HP)で公表した。発表によると、新型コロナウイルスの影響で活動が制限されるなど厳しい経営環境が理由としている。

 球団は2019年7月に誕生し、日本プロ野球機構(NPB)入りを目標に活動してきた。県民に「一口オーナー」として出資を呼びかけたこともある。HPによると、現在はコーチと選手計8人が所属する。

 11日付で掲載した、活動一時休止のお知らせでは「発足直後より新型コロナの影響を大きく受け、活動が大きく制限されるなど、厳しい経営環境下でのかじ取りを迫られた」と説明。「依然球団を取り巻く環境は厳しい状況にあり、今年度のチーム活動が終了した本日をもって活動を一時休止する」としている。「新たなスポンサーと協議中で正式に決定次第報告する」とも記した。

 球団のツイッターは同日、選手たちがトレーニングに励む様子を投稿。しかしその後、「リリースがあった通り、活動を一時休止することが決定した」と投稿した。12月10日に開催予定だったトライアウトは中止になるという。