盛大に津堅島中をパレード カジマヤーの源古さん


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島民の祝福を受け笑顔を見せる源古盛昌さん=19日、うるま市勝連津堅

 【津堅島=うるま】うるま市勝連津堅で19日(旧暦9月7日)カジマヤーのパレードがあった。カジマヤーを迎えたのは源古盛昌さん(1919年・大正8年2月18日生)。きれいに飾り付けられた車で、子や孫たちと共に島中をパレードした。

 津堅小中学校の校門の前では、児童・生徒らの祝福を受け、長寿の秘訣(ひけつ)を尋ねられると「野菜をいっぱい食べること。親に心配を掛けないこと」と答えた。
 自身も週1回通うデイサービスセンター「いこいの家」の前では、職員や利用者らが出迎え、カチャーシー大会さながらに祝い、源古さんの長寿にあやかった。
 源古さんは長寿クラブ会長などを長く務め、島人の信頼も厚い。
 勝連漁業共同組合津堅支部(新屋光秀支部長)はパレード用車両の飾り付けや刺し身・揚げ魚の提供など、全面的にバックアップした。
 源古さんは子8人、孫17人、曾孫(ひまご)18人、玄孫(やしゃご)3人。長男嫁の良子さんによると「目も耳も頭も体も、いたって健康」で、自慢のおじいちゃんだ。
(東松根信子通信員)