昨年の泡消火剤流出でPFAS調査へ 地主らが空自那覇基地内に立ち入り 所有地2カ所を確認


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男性が所有する土地にある、危険物屋外タンク貯蔵所=18日、那覇市の航空自衛隊那覇基地(提供)

 人体に有害とされる有機フッ素化合物(PFAS)の1種、PFOSを含む泡消火剤が2021年2月に航空自衛隊那覇基地から流出・飛散した事故を受け、基地内に土地を所有する男性(68)=沖縄県那覇市=が18日、土壌調査を前提に所有地2カ所に立ち入り現状を確認した。後日、調査業者と再度立ち入りし、複数地点で土壌を採取する計画で、沖縄防衛局に対して23日までに可否を回答するよう求めた。男性によると、所有地2カ所のうち1カ所には「危険物屋外タンク貯蔵所」「消火ポンプ室」などの設備があるという。

(安里周悟)