与論空港に相次いで飛来したオスプレイ、1機が米軍普天間飛行場に戻る 日米統合演習に参加


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米軍普天間飛行場(資料写真)

 17日以降、鹿児島県の与論空港で米軍のオスプレイが相次ぎ飛来していた件で、同空港で整備が続いていた1機目の機体が21日午後4時45分、与論空港を離陸した。防衛省によると、この機体は、米軍普天間飛行場に着陸した。詳細は確認中としている。

 沖縄防衛局から情報提供を受けた県によると、当該機は日米共同統合演習「キーン・ソード23」に参加していた。

 在沖米海兵隊は本紙の取材に、当該機が普天間飛行場などを拠点とする第1海兵航空団の所属で、与論空港に「予防着陸」したとしていた。

 鹿児島県港湾空港課によると、19日と21日にもそれぞれ1機が同空港に着陸した。17日以降、合計7機のオスプレイが着陸したことになる。
 (知念征尚)