第101回全国高校サッカー選手権(12月28日~来年1月9日)の組み合わせ抽選が21日、オンラインで行われた。県代表で2年連続5度目の出場となる西原は1回戦で日大藤沢(神奈川)と戦う。試合は12月29日午後0時5分から神奈川県の等々力競技場で行われる。昨年は桐光学園と初戦でぶつかっており、2年連続で神奈川代表との対戦となる。西原は過去4度の出場で全て初戦敗退しており、初白星を目指す。
前回優勝で26大会連続出場の青森山田は初戦の2回戦で広島皆実との対戦が決まった。前回準優勝の大津(熊本)は浜松開誠館(静岡)と顔を合わせる。
夏の全国高校総体で13年ぶり2度目の優勝を果たした前橋育英(群馬)は日章学園(宮崎)と、12大会ぶり出場の国見(長崎)は北海(北海道)と1回戦で当たる。
東京・国立競技場での開会式後の開幕戦は成立学園(東京B)―津工(三重)のカード。選手宣誓は東山(京都)の新谷陸斗主将が務める。
「今年こそ勝利」西原・上田主将
西原は2年連続で強豪ぞろいの神奈川代表と初戦でぶつかる。昨年は桐光学園に0―1で敗れた。猛攻に耐え抜いたが後半にセットプレーから得点を許した。ベンチで勝負を見守っていた上田ゆん主将は「先輩たちが悔しい思いをしたのを間近に見ていた。今年こそは勝ちたい」と初戦突破への思いは強い。西原は持ち味である前線からのハイプレス、走り負けしないプレーで挑む。
玉城真哉監督は「プレスは順番やコースといった部分を考えながら、連動した動きをかけ続けることが大事。去年も出場しているので、選手は会場の雰囲気を知っている。チャレンジャーとして挑む」と気を引き締める。上田主将は「選手権は小学生の頃からの憧れの舞台。那覇西や八重山商工の選手らの思いも背負って戦いたい」と強い気持ちで挑む。
(大城三太)